2010.5/3-5/11☆
ビギナーズカナダ
カナディアンロッキーその3・一人歩きしたバンフ
フェンランド・トレイル
今日は課された3つのミッションをこなさなくてはなりません。
ミッション1:バンフと周辺の散歩道を色々歩いてみる
まずはバンフからそのまま歩いて行けるフェンランド・トレイル。
ここは朝、薄暗いうちか、夕方に行って野生動物を観察するのによい場所。
歩くという目的で行くと期待を裏切られるかもです。
水を飲みにエルクの群れなどもよく来るそうです。
人里から近くて個人で簡単に野生動物の遭遇チャンスがあるところ、という意味で希少価値が高いと言えそうです。
ボウ・リバートレイル~バンフスプリングスへ
ミッションは「色々歩いてみる」なので、ひとつではいけないのです。
次はバンフ市内で最もポピュラーなボウリバー・トレイル。
文字通り川沿いに整備された散歩道。
1時間くらいのウォークで、沢山の人が思い思いに散策を楽しんでいました。
自然保護のためトレイルをはずれないでね、というサインです。
カナディアンロッキーの大地は第一に野生動物のためのものです。
何気ない地面も自然のサイクルと食物連鎖の一部です。
そういう目で見ると、一見地味なトレイルも違って見えてきます。
雄大な山や美しい湖の景色も素晴らしいですが、こんなことを考えながら歩く時間も貴重な体験だと思いました。
最後の登り。
滝の音が聞こえてきました。
ボウ滝。
イエローナイフのキャメロン滝をふと思い起こしました。
この辺りから見上げるとバンフスプリングスホテルが。
大きくて高台から見下ろしていて、本当にお城のようです。
近道を探して登りました。
ホテルから下ってくる人は結構いたので、ホテル側からは分かりやすくなっているのだと思います。
ロームバスに乗る
ミッション2:ロームバスに乗ってみる
バンフスプリングスホテルからロームバスに乗ります。
低床式で、車椅子の方が乗り降りする時はスロープが自動で出てくる仕組みです。
写真だと分かりにくいですが、実はこのバスの問題は外が見えないこと。
なので今どこを走っているのか分からなくて、途中下車する場合は要注意です。
なるべく前方の席に座って前を見ているのがよいです。
降りるときにはこの黄色いヒモを引きます。
乗り合わせた人たちは地元の人・・・?
このヒモなど使わず乗り降りして、もうお互いよくわかってるような感じでした。
バスストップの例。
次のバスの時間が表示されており、ルートマップも掲示されています。
終点のサルファーマウンテン。
ここは雨が降ると逃げ場がないので、屋根付きになっていました。サルファーマウンテン・ゴンドラ
ミッション3:ゴンドラに乗る
残念ながら山頂は雪で写真が撮れなかったので、途中までのレポートです。
ここでチケットを買います。
乗り場付近はこんな感じ。
ショップやトイレなどがあります。
ゴンドラに乗ります。
4人まで乗れますが、他のグループとは混ぜないようです。
1人のお客さんなら1台に1人で乗っていました。
ゴンドラからは2つのデラックスホテルがよく見えました。
デルタ
ミッション4:デルタ・ロイヤルカナディアンロッジを見てくる
ラストミッションです。
今までこのホテルはあまり使っていなかったのですが、最近デルタホテルズのチェーンになって一段とキレイになったと聞いて、見てくるように指令を受けました。
3階建ての建物が何棟かに分かれて建っています。
名前の通りロッジ風ですが、全体に高級感があります。
ショッピングの中心地まで歩いて15分くらい。
バンフアベニュー沿いですが少し中心から離れており、ワンランク上のロッジ、という雰囲気は受け継がれています。
スタンダード以上の滞在をお求めで、街からも遠くないという点ではバンフパークロッジと比較して検討して頂くのによいと思います。
客室は今まで見た中で抜群にきれいでした。
バスルームも広めで使いやすいです。
バンフアベニュー
最後に閉店間際のカスケード・プラザをもう一回覗きました
地下のフードコートは庶民的なアジアンもあって何かと便利な場所です。
インフォメーションにあった動物の足跡の解説。
これってハイキングの時役立ちますね。今日でロッキーともお別れ。明日はバンクーバーへ。